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モグラの花図鑑 モグラ

2014/10/04 (Sat) 22:25:04

山で見つけた花を勉強しようと思います。

指摘や補足、大歓迎です!

イイデリンドウ(飯豊・7月) モグラ

2017/07/28 (Fri) 05:05:22

ミヤマリンドウの変種で飯豊連峰の特産種。花びらは5枚、中にある花冠の副片が開花時に直立するのが特長。絶滅危惧種に指定されている。

ヤマラッキョウ(塩山・9月) モグラ

2016/11/19 (Sat) 03:51:25

ヒガンバナ科ネギ属の山辣韮は、比較的湿潤な場所で秋に咲く。ラッキョウのような強い匂いはないが、手で揉むとニラのような匂いを放つ。山菜としても食用されることもある。

ハリブキ(奥秩父・6月) モグラ

2016/09/03 (Sat) 17:41:26

1mほどのウコギ科の落葉低木。茎や葉に刺が密生することから針蕗と呼ばれている。花期は6~7月で緑白色の目立たない小さな花を多数つける。秋には赤い小さな実が熟す。

ヒメザゼンソウ(日の出町・6月) モグラ

2016/06/29 (Wed) 02:10:06

全国的に珍しい山野草として日の出町では天然記念物に指定されている。僧侶が座禅している姿に見立てて名付けられたサトイモ科の座禅草のミニバージョン。ザゼンソウは発熱性があり、3月の雪解け時期に一足早く花を広げ虫による受粉促進を図っているが、姫座禅草は花期が6月。サトイモ科はマムシ草と同様に不気味な姿を出しており、察しのとおり有毒のためオオバギボウシの芽と間違えないよう要注意。

ハナネコノメ(奥秩父・4月) モグラ

2016/05/14 (Sat) 07:18:44

花猫の目 (ユキノシタ科)
岩苔と共に咲いていたミクロサイズの花で、白いのは花ビラではなく萼(ガク)で赤い葯(ヤク)に花粉が詰まっている。
山の湿地に生息する。

ホテイラン(奥秩父・5月) モグラ

2016/05/13 (Fri) 12:55:09

布袋蘭
信州から青森にかけ稀に見かける。七福神 布袋様のお腹に膨れた唇弁が似ていることが名の由来とされる。中に見える縞は個々に模様が異なる。鹿の食害により絶滅危惧種とされる。

ナンバンギセル (奥多摩・9月) モグラ

2015/09/14 (Mon) 11:37:06

南蛮煙管 (ハマウツボ科)

ススキ・イネ・サトウキビの根に寄生する。
8月ごろ赤紫色の唇形の花を咲かせる。
花冠が煙管に似ることから名付けられる。

ヒガンバナ (秩父・9月) モグラ

2015/09/12 (Sat) 22:38:14

彼岸花(別名:曼珠沙華マンジュシャゲ、はっかけばばあ、リコリス、地獄花ナド)

夏の終わりに6本の花弁を持つ赤い花を咲かせる。時期がお彼岸の頃であるため、若しくは鱗茎が有毒で死に至ることがあることから彼岸花と呼ばれる。
平地に咲くので畑の脇に人為的に咲かせ、モグラやネズミ避けに使われることもある。
稀に白い花のものもある。

ヤマジノホトトギス (丹波・8月) モグラ

2015/09/08 (Tue) 09:12:50

山路の杜鵑草

名のとおり山路に咲くホトトギス。
白い花に紫色の斑点が特徴。花期は8~10月
画像はサオラ峠。

シラヒゲソウ (戸隠・8月) モグラ

2015/09/01 (Tue) 18:40:57

大白髭草 (ユキノシタ科)

雪の結晶のような白い花に目が行きがちだが、お椀のような形の葉が対になっているのも可愛らしい。名の由来は一目瞭然。
8月には戸隠神社奥社の参道脇にある小川沿いに大白髭草が多数咲き、参拝者を応援してくれる。

トリカブト (北アルプス・8月) モグラ

2015/08/19 (Wed) 07:57:24

深山鳥兜 (キンポウゲ科)

日本三大有毒植物の1つ。鶏冠・鳥兜に似ることから名付けられた。
塊根を乾燥させたものを附子(漢方薬「ブシ」毒「ブス」)と呼び、不細工な顔立ちをブスと呼ぶのはトリカブト中毒による神経麻痺で表情が崩れた際に使われた言葉。


コバケイソウ (北アルプス・8月) モグラ

2015/08/19 (Wed) 07:42:42

小梅蕙草

初夏に咲く大型の山地草木で花は梅に、葉は蕙蘭に似る。
有毒。

チングルマ【北アルプス・8月】 モグラ

2015/08/17 (Mon) 07:16:05

珍車 (別名 稚児車)

白い花びらに黄色の雄しべ雌しべを多数つける高山植物。
花の実が子どもの風車に見えたことが由来。綿毛も含め高山植物の代表格

イワタバコ【奥多摩・7月】 モグラ

2015/08/06 (Thu) 09:42:52

岩煙草 (別名:イワヂシャ)

6~8月、湿った岩場で下向きに咲く。
タバコに似る葉は表面にシワがあり柔らかい。

タマガワホトトギス(早池峰・7月) モグラ

2015/08/01 (Sat) 06:52:01

玉川杜鵑草

斜めに咲く花は、黄色い花びらに紫の斑点がある。
ホトトギスの胸の斑点に、バラ科のヤマブキが有名な京都・木津川の支流玉川から名を取った。変種が多々あるが、タマガワホトトギスは広く分布する。

ナンブトラノオ (早池峰・7月) モグラ

2015/08/01 (Sat) 06:25:47

南部虎の尾

滋賀県の最高峰「伊吹山」に多く咲く「イブキトラノオ」を代表に日本には6種類が存在するトラノオ。名のとおり、花穂を虎の尾に見立てて名付けられた。
ナンブトラノオは早池峰山の特産種で日当たりの良い礫地に咲く。

ハヤチネウスユキソウ (早池峰・7月) モグラ

2015/08/01 (Sat) 06:12:12

早池峰薄雪草

キク科のウスユキソウは表面に白い綿毛が乗っかり、薄い雪を被ったように咲くことが名の由来。
岩手県の北上山地にある花の百名山「早池峰山」(1917m)に咲く固有種がハヤチネウスユキソウ。北海道にも固有種「大平ウスユキソウ」がある。

ムラサキシキブ (檜原 7月) モグラ

2015/07/13 (Mon) 12:55:56

紫式部 (シソ科)

6月頃から淡紫色の花が咲く落葉低木。
もとの名はムラサキシキム(シキムとは重なる実の意)
実が成る秋が美しい

キツリフネ (檜原 7月) モグラ

2015/07/13 (Mon) 08:01:27

黄釣船 (ツリフネソウ科)

ツリフネソウは赤紫の花を、キツリフネは字のごとく黄色い花を咲かせる。
花が帆掛け船を釣り下げたような形をしていることや花器の釣舟に似ていることが由来。花は葉の下にベロを出したように咲く。
初夏から沢の周辺で見られる。

ヤマホタルブクロ (奥多摩 7月) モグラ

2015/07/13 (Mon) 07:49:42

山蛍袋 (キキョウ科)

初夏に大きな釣り鐘状の花が下向きに咲く。
花は赤紫、関西では白いそうだ。
山間部では里にも咲き、園芸用も多く見られ今や珍しくはない

ヤマオダマキ (奥多摩 7月) モグラ

2015/07/13 (Mon) 07:38:52

山苧環 (キンポウゲ科)

黄色い花弁を下向きに咲かせる山野草。
苧環(オダマキ)とは苧(カラムシ)や麻の繊維を巻いた管のことを指す。

シャクジョウソウ (奥多摩 7月) モグラ

2015/07/13 (Mon) 07:26:14

錫杖草 (ツツジ科)

銀嶺草と同様の林床に咲く10~20cmの腐生植物。
銀嶺草と異なり、先が尖り、色は黄褐色。
名のとおり、僧が持つ杖である錫杖の形をしている。

ギンリョウソウ (甲斐駒・6月) モグラ

2015/06/22 (Mon) 06:50:36

銀竜草 (別名 ユウレイタケ) ※シャクジョウ科

光合成をせず菌類に寄生しているため、茎・葉・花片に色素がなく白く透けて見えるが、柱頭は紫色。湿気のある林床に生息する。
竜が頭をもたげた姿に似ること、銀色の光沢を持つことが名前の由来。

イワカガミ (金峰・6月) モグラ

2015/06/11 (Thu) 07:25:53

岩鏡

名のとおり岩場に咲き、鏡のように光沢のある葉から名付けられた。
高山植物として知られるが、低地でも見られる。
小さいながら群生してピンクの花を咲かせる初夏は見応えがある。

シャクナゲ (笠取・6月) モグラ

2015/06/11 (Thu) 07:17:26

石楠花(シャクナゲ)

花は白、赤系が多く派手に見えるが、トンボの葉に似た独特な葉には毒性があり吐き気・下痢・呼吸困難になる可能性がある。
アズマ石楠花、ハクサン石楠花、キバナ石楠花など種類は多い。

ショウジョウバカマ (月山 5月) モグラ

2015/05/13 (Wed) 07:30:23

猩猩袴

中国の想像上の動物で、大酒飲みの紅猿(オラウータン)
花をこの”猩猩”に見立てて、葉を袴(はかま)に見立てたとされる。

花期は里山で3月から高山では7月まで。
夏は緑の花として姿を残している。

フクジュソウ (白馬 4月) モグラ

2015/04/23 (Thu) 06:54:32

福寿草(元日草)

日当たりのある山地の林下、水はけの良い肥沃地に生え、早春に咲く。
日が当たらないと花が開かない(雨天閉鎖)
園芸では休眠させぬよう温室で育て正月に咲くように調整する。

有毒のため食べられない。

写真は姫川源流の宿りこぼさんから


カタクリ (奥多摩 4月) モグラ

2015/04/02 (Thu) 19:09:06

春先に短命(開花は2週ほど)で散りゆく儚い花。
受粉は蜂や蝶に、散布は蟻に頼り、5~10月は休眠し、雪溶けを待って細い葉を伸ばす。が、開花までには8年ほどの時間がかかる。寿命は40年と云われる。

鱗茎はカタクリ粉として使用されていた。
鱗茎(リンケイ)…短縮茎に葉(鱗葉)が重なり合い層状になっているもの



フキ (奥多摩 4月) モグラ

2015/04/02 (Thu) 18:34:20

山菜「蕗の薹」は花が開く前の状態。

雌雄異花で、茎は下に伸び有毒、種子は綿毛となり風で飛ばす。

食用時は、灰汁抜きが必要。伽羅蕗は佃煮。

フキに住む妖精と云われるコロポックルの「コロ」はアイヌ語でフキを指す。

ロウバイ(奥多摩 1月) モグラ

2015/01/24 (Sat) 22:32:08

蝋梅(蝋)

代表的な早春の花、芳香と黄色い綺麗な花を付けることから人気がある。

中国原産で本州~九州の低山で見られる。
芽は有毒だが、薬草としても用いられる。

シモバシラ(高尾山 1月) モグラ

2015/01/21 (Wed) 07:30:58

霜柱

シソ科、8月末から10月まで白い穂状の花を咲かせる。
高さは40~70cm
関東~九州の低山に分布する日本固有種

氷の花は12月~1月、毛細管現象により根から吸い上げた水分が茎から染み出て空気中で氷の結晶となる。
やがて、茎も裂け土が硬くなると花は見れなくなる。

テッポウユリ(奥多摩) モグラ

2014/11/12 (Wed) 07:28:27

鉄砲百合

類似種として、台湾原産の帰化植物の鉄砲百合(細葉鉄砲百合)があるが、花びらは同じく白いが黄色い筋がなく、1m未満と低く花も小さい。

里山や野原に淡いピンクの花を咲かせるのは笹百合。笹の葉に似る。

花びらに赤い斑点があるものは山百合。

ヤマツツジ(奥多摩) モグラ

2014/11/09 (Sun) 07:58:41

山躑躅 (山野に生えるツツジ)

4~6月に朱色の花をつけ、8~10月に果実が熟し裂開する。
葉は春葉が秋に落葉し夏葉は越冬する。
花びらには白い花粉が数珠状につき、虫に運ばれやすいようにしている。

ミツバツツジは紅紫色で関東~近畿の太平洋側の痩せ尾根・岩場・里山に咲く。

ヤマブキ(奥多摩) モグラ

2014/11/07 (Fri) 18:18:09

山吹 (やまぶき色=鮮やかな黄色)

4月に黄色い花を咲かせるバラ科の落葉低木。
万葉集や松尾芭蕉に詠まれている。

チャ(青梅) モグラ

2014/11/07 (Fri) 07:41:40

茶の木(お茶)

ツバキ科で1m以下の常緑低木。
花は秋に咲く。(ツバキ・サザンカの花に似ている)
葉はお茶として飲用される。
亜熱帯性の植物で酸性土壌でも耐性がある。

ウラシマソウ(奥多摩) モグラ

2014/10/18 (Sat) 16:02:10

浦島草(ヘビクサ)

夏から秋にかけて緑の実をつけ、やがて紅くなる。
名前の由縁は春先の発芽時期にニョロっとした芽が伸びるため。

見た目どおり有毒で、サトイモ科とはいえ食べることはできない。

コスモス(青梅) モグラ

2014/10/13 (Mon) 20:05:20

「オオハルシャギク」秋桜

黄・白・オレンジ・ピンクと色は様々。

メキシコからの外来種、秋の季語とされ、花言葉は「真心」

シシウド(奥多摩) モグラ

2014/10/12 (Sun) 23:15:39

猪独活

ウドは高さ120cm前後、8~9月に淡緑色の小花をつける。

シシウドは高さ170cm前後、8~10月に白色5弁の小花をつける。

ミヤマシシウドは高さ100CM前後、7~8月の高山に咲く。

アワダチソウ(奥多摩) モグラ

2014/10/12 (Sun) 22:41:08

「セイタカアワダチソウ」背高泡立草

秋に黄色い小さな花を沢山つける2mを超える帰化植物。

周りの植物の成長を抑える化学物質を根から放出することから要注意外来種生物に指定され駆除対象となっている。

花粉症の原因「ブタクサ」(外来種)と間違われる。

ヒヨドリバナ(雨飾山) モグラ

2014/10/08 (Wed) 21:36:46

「ヨツバヒヨドリバナ」四葉鵯花

四つの葉に包まれるように持ち上げられ咲く高山の花。高山蝶にも好まれる。

薬草として解熱作用、山菜として若葉が食される。

類似花:フジバカマ

カワラマツバ(雨飾山) モグラ

2014/10/08 (Wed) 16:03:35

「キバナカワラマツバ」 黄花河原松葉

河原や田んぼでもよく見かける菜の花に似ている花。
膨らんで咲くため、高原でも華やかで目立つ。

若芽は山菜として食用される。

シモツケソウ(雨飾山) モグラ

2014/10/08 (Wed) 15:52:15

「コシジシモツケソウ」(越路下野草)

バラ科の花なので葉はギザギザ、一面にピンクの花を咲かせ「高原の女王」とも呼ばれる。
地域によって呼び名が変わり、関東はアカバナシモツケソウ。

クガイソウ(雨飾山) モグラ

2014/10/08 (Wed) 14:06:33

九蓋草・九階層

淡紫色の穂状の花をつける。
輪生する数枚の葉が九層位あることから九階層と名付けられた。

根茎は関節痛やリューマチに効く薬草として用いられる。

アザミ(雨飾山) モグラ

2014/10/07 (Tue) 23:08:16

「オニアザミ」鬼薊

刺のある葉と紫の花、別名「刺草」と呼ばれるアザミだが、山菜としても知られている。モリアザミの根は山ゴボウ・菊ゴボウとして親しまれている。
(注!ヤマゴボウは有毒な植物)

オニアザミは下向きに咲く。

ギボウシ(雨飾山) モグラ

2014/10/07 (Tue) 22:48:22

「オオバギボウシ」大葉擬宝珠

薄紫色の葉や花が美しい。

若葉はウルイ(瓜菜)と呼ばれヌメリのある山菜として有名。生でも食べられる。

(!若芽は毒草コバケイソウに似ている)

ウド(雨飾山) モグラ

2014/10/04 (Sat) 22:57:37

「ミヤマシシウド」深山猪独活

ウドは山菜としても花としても大好きな花。
花は小さい花火のようで美しい。
山菜として若葉・つぼみ・茎・芽は食用とされ、根(独活)は薬草として打身に用いられる。

ちなみに多摩は白ウドの産地。

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